以前、ラジオ気象通報用の天気図用紙の入手先について紹介しましたが、入手性は依然として悪いです。最近別の出版社が出している天気図用紙をアマゾンで見つけたので買ってみました。
クライム気象図書出版(以下、本家)の天気図用紙との違いを見てみましょう。
(以前の記事はこちら)
第ダムレイ版ってなに?
今回見つけた天気図はこちら
第ダムレイ版水科学ブックス 天気図用紙 B4 50枚綴り
です。2023年6月現在の価格で980円。本家と比べて本体価格としては高いですが、送料無料のAmazonで購入できることを考えるとお得です。
で、第ダムレイ版ってなんなんでしょうね。よくわりません。
本家との違いは?
実際に買ってみたので本家天気図用紙との違いを見てみましょう。
サイズ
どちらもB4サイズとなっていますが、サイズがわずかに違います。
本家の方が縦がわずかに長く、横幅が短いです。横幅の違いは8mmぐらいでしょうか。
地図の表示領域
概ね似たようなものですが、水科学ブックスの方が周辺余白が少なく、地図の領域もわずかに広いです。
また、本家は薄茶色で印刷されていますが、水科学ブックスは薄い青色です。どちらがいいかは好みの問題な気がしますが、印象はだいぶ違いますね。
紙質
どちらも薄手の同じような紙質です。50枚での厚みも似たようなものです。
水科学ブックスのものは裏表紙が厚紙になっているため、その分の厚みはありますが、用紙そのものの厚みはほぼ同じです。しっかりした裏表紙がついている分、水科学ブックスの用紙の方が収納や運搬はし易そうです。
本家の天気図用紙は表紙、裏表紙ともに記入用紙と同じように薄手の紙になっているので取扱いに少し気を使います。
印刷の具合
本家の方が印刷がきれい(解像度が高い感じ)がします。
記載内容
左上に記載する日時の部分と右下の記入者周りの欄にも違いがあります。
まとめ
本家とは色が違うので、かなり違和感がありますが品質は問題ないですね。
インターネット上にある用紙をレーザープリンターで印刷したものよりは圧倒的に使いやすいです。
本家は入手が面倒ですが、これはアマゾンで普通に買えてしまいますので、これを機に始めて見るのもいかがでしょうか。小中学生の自由研究にもよいテーマだと思います。
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