久々の8インチタブレット!iPlay50mini PRO NFEレビュー

4.5
Zenpad3 8.0とALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE PC/デジモノ

ここ最近1万円代から買えるAndroid中華タブレットが賑わっていますが、ALLLDOCUBEのHelioG99搭載の8インチタブレットを購入したので紹介します。

これまで使っていたASUSタブレットZenpad

タブレットは持ち運びに便利な8インチが好みで、長らくASUSのZ581KL(Zenpad3 8.0)を使用していました。

Z581KLは、7.9インチ2Kディスプレイ、Snapdragon650、メインメモリ3GB搭載でさらに4GLTEにも対応しており、当時(8年ぐらい前)としては十分なスペックで快適に利用していました。ヨドバシカメラで3万円ぐらいで購入した記憶があります。

https://www.asus-event.com/pdf/asusjp-spec-tb-Z581KL.pdf

が、この後継機種がでることもなく、時期的にも何故かAndroidタブレット自体が下火になっていたこともあり買い替えることができませんでした。

しかし、この1,2年で中華タブレットが大量に出回るようになり、1万円代で4G対応というものがたくさん販売されるようになりました。しかし、ほとんどは10インチのモノであり、格安品はSOC(CPU)も貧弱なUnisocT6xxでスペック的にも少し見劣りする印象で手を出せませんでした。

しかし、2023年の後半に8インチでSOCにHellioG99搭載で2万円前後というタブレットがALLDOCUBEから発売されました。メモリも贅沢に8GB搭載、ストレージは256GBですので個人的にはmicroSDの拡張も不要なほど十分なスペックでしたので2月のタイムセールで購入しました。価格はタイムセール&クーポンで21,000円でした。

ほぼ同スペックで10インチ版も出てます。

ALLDOCUBE iPlay50 mini シリーズのラインナップ

この機種は似た名前のモデルが複数あり少々複雑なのですが、ざっくりいうと

  • iPlay50mini : SOCにUNISOCT606+メモリ4GBを搭載した下位モデル(WideVineL1対応)
  • iPlay50mini PRO : SOCにHelioG99+メモリ8GBを搭載した上位モデル(WideVineL1非対応)
  • iPlay50mini PRO NFE : SOCにHelioG99+メモリ8GBを搭載した上位モデル(WideVineL1対応)

上から順に、約1.3万円、約1.8万円、約2.1万円程度となっています。

WideVineとは著作権保護技術関係の規格で、L1でないと特定の動画配信サービス(AmazonPrimeやNETFLIX等)で高画質で視聴ができません。とは言え8インチですので720pでの再生でも十分な気はします。
ただ、下位モデルのiPlay50miniはお勧めしません。SOCが貧弱なのとメモリも現状では4GBは少し物足りないです。迷うならminiPROかminiPRO NFEのどちらかです。
私は迷い倒してminiPRO NFEを選びました。
*大抵クーポンがついているので実際の価格はリンク先でご確認ください

ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

各種ベンチマークや解説は他サイトにもありますので写真&簡単なコメントだけ載せますので参考にどうぞ。

ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

外箱


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

付属品はAC-USBアダプタ(2A出力)とUSBケーブルのみ


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

角ばったデザイン(好み)


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

タブレットにカメラ性能は求めないからフラットにしてほしい。QRコード読むぐらいしかしない。


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE 端子位置

インカメラの位置からわかるように、USB端子は縦持ちしたときに上になる。3.5mm音声出力の位置と向きは写真参照。スピーカーはモノラル。NETFLIXは未確認ですが、AmazonPrimeビデオは高画質再生OKでした。


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

pixel7aからのデータコピーで特にエラーは無し。


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFE

左がZenpad3 8.0、右がiPlay50mini PRO NFE。ベゼルが細くなって近代的に。

画面はiPlay50の方が大きいけど外形サイズはZenpadの方が大きい。


ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO NFEとZ581KLの比較

上がZenpad3 8.0、下がiPlay50mini PRO NFE。厚みはZenpadの方が薄い。

注意事項

ここではあえて、できないことや注意しておきたい点を挙げておきます。何か質問があればコメント欄へどうぞ。

  • 画面タップによるスリープからの復帰(本体を持ち上げて復帰は可能)
  • 顔認証含めて生体認証なし(smartLock等併用でカバーしたい)
  • USBケーブルは上出し
  • docomo,UQのプラチナバンドは非対応だがどちらも。まあ街中なら大丈夫。
  • ディスプレイの明るさ自動調整不可
  • ゲーム性能は期待しない方が良い。WEB/SNS閲覧、動画視聴が普通にできる程度の性能
  • スピーカーは推して知るべし

Zenpad3からの乗り換えに最適な一台

普段使いのタブレット端末としてZenpad3 8.0からの乗り換えに最適な一台だと思います。実際に私は買って満足しています。

私はゲームなどはほぼやりませんが、その他の用途であればほぼストレスなく使用できることがわかりました。ただ、これらの用途でも普段Pixel7aを使用している感覚からするとほぼ下限性能です。これよりも確実に性能が落ちるiPlay50mini(無印)などUnisocT6xxを搭載しているタブレットはお勧めしません。繰り返しますが、HelioG99+メモリ6GB以上が普段使いでの下限性能です。PRO かPRO NFEを強くお勧めします。

タブレット端末を選ぶ際、最近は内蔵ストレージによる拡張RAMまで込みにした容量を”メモリ容量”として表示している場合があります。しかし、性能の改善に効果があるとは思えないので物理的に搭載されているDRAM容量(最低でも6GB)を選ぶのが無難です。

 

コメント