Wi-SUNモジュールを使ってスマートメーターの電力値を読み取れるようにしました。今回はその覚書です。
使ったもの
・RaspberryPi 3A+
Amazonでも普通の値段で買えるようになってきました。性能的にはPiZero Wでも十分です。
・Wi-SUNモジュール
もう少し安いモジュールを用意して、ラズパイのシリアル通信でつなげてしまう方法もあるようですが、USBタイプのものが一番楽だと思います。
東京電力にBルート使用申請
自分の契約の地点番号を確認の上、東京電力に申請すればOKです。新電力と契約している場合も、申請は東京電力です。(関東地方の場合)
1週間ほどでパスワード、IDが揃いました。特に料金等はかかりません。
参考にしたサイト
以下のサイトを参考にさせてもらいました。
上記に記載されているのはPython2用で、Python3なら以下のサイトが参考になります。
リンク先のコードを参考にさせてもらいつつ、電力値を画面に出力する部分を少しだけ変更して別のスクリプトを叩いてデータを保存するようにしています。
注意事項
注意というほどでもありませんが、通信がフリーズすることが多い印象です(数日に1度ぐらい)。ウォッチドッグを仕掛けて、通信が止まったらラズパイごと再起動するのがベターです。そういう意味で、別用途のサーバーに相乗りするのはお勧めしません。電力測定用に1台用意した方がいいです。
電力測定の意味
部屋の温度測定と同じで、基本的にはグラフを眺めてニヤニヤするのが主な使い方です。私は、家庭内のWEBサーバーでリアルタイムに情報を表示させています。
特に家族内で共有しているわけでもなく、動作確認用です。
電力をみえる化して節電するんじゃあ!などと意気込むようなものではないと思います。最近はWEBやアプリで電力使用状況を教えてくれる電力会社も多いですしね。
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