独断と偏見による双眼鏡の選び方とおすすめの商品を紹介します。
というのも激安品を買って痛い目を見たから…
激安系の双眼鏡はオススメしない…
昨年、家族に使わせるためにSVBONYの双眼鏡を買いました。
当初のレビューで光軸がずれている気がする、と書いたのですが使っているうちにずれが激しくなってきました。特にガタがあるようにも見えないし、ぶつけたとかいうこともないのにズレるのはおかしい気はするけどズレるもんは仕方ありません。双眼鏡を除いた後に目がグルグルするんですよ。
メーカーに相談したらすぐに代替品を送ってくれました。多少改善されたものの、やはりずれてる感じがするんですよね。
光軸の測定器をもっているわけでもないですし、これ以上ゴネてもしょうがないのであきらめてビクセンの双眼鏡を買いました(後述)。
双眼鏡の選び方
用途がどうこうとかいろいろあると思うのですが、”ごく一般的であろう“使い道を想定してます。独断と偏見に満ちているので信じるも信じないもあなた次第です。
ここに書いてあるものなら、最初の1台目として、野鳥観察でも運動会でも天体観察でも卒なくこなせるはずです。(一般的に双眼鏡に出せる金額はせいぜい1万円台がいいところだと思うので、そういう視点です。ツアイスガガガガガという人はブラウザバックを奨励。)
ただ、これより下の価格帯になると悪く言えば”玩具”になってしまうので最低でも1万円~のものをお勧めします。
以下の項目は、スペック表やカタログでここは見ておけ!というポイントです。
タイプ
ダハ型(見た目がまっすぐなモノ)がよいです。小さいからです。
映画大脱走にでてきそうなザ・双眼鏡みたいな形のやつはポロ型。同じ値段ならポロ型の方が性能は良いけど、小さいほうがいいですよね。
倍率
8倍一択。以上。
有効口径
20mm以上、40mm以下で選んでください。
倍率8倍だと40mm以上の有効口径は一般用途ではほぼ意味がありません。レンズが大きくても明るくは見えません。ただし、夜間使うなら意味がでてきます。
アイレリーフ
メガネっ子なら15mm以上、そうでないなら10mm以上。
まあ10mm以下なんて双眼鏡ではほぼ存在しないとは思いますが、アイレリーフが明記されてないようなものは問題外。
コーティング
フェイズコート(位相差コート)されているもの。
フェイズコートの効果云々というより、この仕様はコストダウンでまっさきに削られるものなので
これが削られているということは推して知るべし。
EDレンズ
EDレンズは不要。8倍ぐらいならさほど目立ちません。
あるに越したことはないですが、まともなメーカーでEDレンズ搭載の1万円台の製品はまずありません。EDレンズよりもフェイズコートとか見た目が気に入ったとか全体的なつくりの良さとかの方が重要。
メーカー
ニコン、ペンタックス、KOWA、オリンパス、ビクセンあたりの聞いたことのある日本のメーカーから選んでください。ほぼOEMですし、中国製だと思いますがブランドが責任を負っているのがポイントです。
国外激安系はたぶんJISなんかガン無視だと思います。だってあきらかに光軸ずれてますから。
おススメの双眼鏡3選
以下の3つなら間違いありません。
オリンパス 8x25WPII
1万円以下で、ネットレビューもかなりの高評価。
店頭で覗いて納得しました。同じ価格帯の別の機種に比べてもヌケが良いです。最初の1本としても、別の双眼鏡を買い足したときにバッグに忍ばせておく予備としても満足できると思います。
ビクセン HR8x25
上記オリンパスとほぼ同スペックですが、1つ折れタイプの方が好きなのでコレを買いました。フォーカスリングも大きくて使いやすく、金属製なので多少の高級感もあって良いです。気に入ったのでやっぱり家族には使わせられないんですよね(本末転倒)。
ニコン PROSTAFF P7 8×30
本当はMONARCH7 8×30といいたいところですが、双眼鏡に3万円越えとか正気の沙汰ではないので、このぐらいが良いところだと思います。三脚取付用の穴がないですが、双眼鏡を三脚に取り付けると使い勝手が一気に落ちてしまうので、明確な使途がないならあまり気にしなくてよいです。
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